博多ポートタワーからの眺めが素晴らしい。
福岡市博多区に有る博多ふ頭をご紹介いたします。住所は福岡市博多区築港本町14番地です。那の津通りに有る福岡国際センター(相撲の九州場所が毎年11月に催されている場所)の裏側に有ります。博多港の起源としては、奴の国王が後漢の光武帝から金印「漢委奴国王」を受けた1世紀半ばと言われています。文献によりますと、その後の国際交流拠点として、博多港がかつて那の津と呼ばれていた遣唐使の時代、外国使節の応接の場と宿泊所を兼ねた鴻臚館とよばれる迎賓館が設置され発展してきました。博多の街は、戦国時代の戦火による荒廃や、豊臣秀吉の太閤町割りによる復興、江戸時代の鎖国に伴う衰退など歴史的な潮流に翻弄され、幾多の栄枯盛衰を繰り返してきましたが、近代の幕開けとともに、博多港は明治22年に特別輸出港、明治32年に開港の指定を受け、再び海の窓口を世界に開きました。 さらに、昭和26年には重要指定港湾、平成2年には特定重要港湾、平成23年には日本海側拠点港湾の指定を受けるなど、今日の近代的貿易港として発展してきたとの事です。
福岡市の博多港には8つの公共ふ頭(アイランドシティ、香椎パークポート、箱崎ふ頭、中央ふ頭、博多ふ頭、須崎ふ頭、東浜ふ頭、荒津地区)が有り、2つの半島に囲まれているため、 おだやかな天然の良港となっており、いまや我が国を代表する港の一つで、日本海に面し世界に開かれた九州の玄関口となっています。その中で博多ふ頭は壱岐・対馬、五島航路など国内の定期航路や市営渡船があるふ頭です。平成19年9月末にリニューアルした「博多ポートタワー・博多港ベイサイドミュージアム、サンセットパーク、」があり、また都心に近い立地を活かした旅客ターミナルと、海産物市場や飲食店等を併設した「ベイサイドプレイス博多」は平成22年3月にリニューアルオープンし、にぎあいのある交流拠点づくりが進められています。博多ポートタワーには上ることが出来ます。上からの眺めは、対馬海峡が見渡せて素晴らしいです。特に、夜景は街の灯り素晴らしくロマンチックな気分になります。皆様も一度訪れて見て下さい。