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フェリー情報

RORO船の特徴



RORO(roll on roll off)船とは、一般的なフェリーのように船首または船尾にランプウェイをもつ貨物船のことです。船内には、大型車両などを積載することができる車両甲板も装備しています。ここではRORO船の特徴について紹介します。

RORO船の構造

RORO船の構造

RORO船は、旅客の運送は行なわないカーフェリーです。RORO船に積載する大型車両は、船首または船尾にあるランプウェイを経由して自走で積載されます。ほとんどのRORO船は、ランプウェイを装備していますが、特定の斜路がある港を往復している場合は、ランプウェイを装備していない船もあります。また大型のRORO船では、船体の右舷にクォーターランプウェイを装備しています。その幅は、25mもある巨大なランプウェイになっています。

RORO船の車両甲板は、階層別に積載されます。通常は、2階層から5階層程度に分かれています。一番上の階層は、大型車両に対応するため、天井の高さが4.2mから4.3mになっており、下部の階層の天井の高さは、2.1mから2.5mで、乗用車などの低い車両の積載に利用されています。港での荷役は、下の階層から行なわれます。下層にある車両から、ランプウェイを使用して陸揚げされますが、中には階層ごとにランプウェイのあるRORO船もあります。

車両甲板の内部の構造は、車両の走行を考えて横隔壁が少なくなっています。そのため、万が一の浸水には危険を伴うことになります。その危険を回避するために、二重船殻構造を採用しているRORO船もあり、外板と内板の間にバラストタンクを装備して、浮力を保つ構造にしています。また、RORO船における車両積載の能力は、積載台数で表現されています。

RORO船とカーフェリーの違い

RORO船と一般的なカーフェリーは、船の構造的には同じフェリーの分類となります。しかし、RORO船は貨物船から進化したフェリーであり、一般的なカーフェリーは旅客を載せる渡船から進化したフェリーということです。カーフェリーは、旅客と車両、貨物などの輸送を行なう旅客船であるのに対し、RORO船は、貨物輸送のみを行なう貨物船ということです。

RORO船に乗り込むことができるのは、車両ドライバーのみ13人までです。また、船内の保安基準が低いこともありRORO船の乗組員は、カーフェリーの乗組員より遥かに少ない人数となっています。カーフェリーも貨物を積載したトラックなどの輸送を行なっていますが、コスト面では割高となります。RORO船は、貨物を搭載した車両のみの輸送に特化しているため、輸送コストを低く抑えることができます。